Visa Checkoutの新機能、モバイルコマースをより迅速にする、インタラクティブボタンを発表
03/18/2016
オンラインコマースやコネクテッドデバイスでも、いつものカードを「スワイプ」して決済が可能に テキサス州オースティンのVisa API Challengeでスタートアップ企業を後押しする新デザイン
本リリースは 2016年3月11日米国にて発表されたリリースの抄訳です。
ご参照:https://usa.visa.com/about-visa/newsroom/press-releases.releaseId.2147878.html
2016年3月11日、テキサス州オースティンおよびカリフォルニア州サンフランシスコ — Visa Inc.(以下Visa)は本日、Visa Checkoutにデジタル「スワイプ」機能を追加し、消費者がオンラインショッピングでも、スマートフォン、タブレットまたはノートパソコンなどのスクリーンの上に表示される、クレジットカード、デビットカードまたはプリペイドカードのカードアイコンをスライド(スワイプ)させるだけで商品の購入が可能になると発表しました。この革新的なインタラクティブボタンの機能は、モバイルデバイスの小さな画面でもVisa Checkoutでのお買い物をより魅力的なものにします。
2014年、Visaは初めてVisa Checkout lightboxを市場導入し、加盟店のサイトやアプリを離れずに、消費者のオンライン決済を可能にしました。今回発表したインタラクティブボタンは、オンラインでの決済をよりスムーズに行えるようにします。新しい機能の追加で、消費者はlightboxではなく、普段使っている自分のカードのイメージが表示されている、Visa Checkoutボタンのカードアイコン部分を右にスワイプし、表示されるボックスにパスワードを打ち込むだけで本人認証を行うことが出来ます。
インタラクティブボタンの機能は、音楽や映画コンテンツおよび航空券やチケットを販売している世界中のデジタル・グッズおよびサービスの加盟店に加え、オンラインで購入した商品を実際の店舗で受け取る際に利用できます。Visaは今後インタラクティブボタンの機能を商品の配送を行うVisa Checkout加盟店にも拡大して行く予定です。
さらにデザイン・イノベーションを推進するため、テキサス州オースティンでは今週末、(先日立ち上げられたVisaデベロッパー プラットフォーム経由で)デベロッパーらがVisa Checkout API を利用してこのインタラクティブボタンを組み込めるようにします。これはVisaの2016年Everywhere Initiativeの幕開けで、3月12日より開始されるThe Everywhere API Challengeコンテストのエントリーの一環としておこなわれます。
Visaデジタルソリューション担当シニアバイスプレジデント、サム・シュローガー(Sam Shrauger)は次のように述べています。「Visa Checkoutの新しいインタラクティブボタンは、Visaが描く新たなオンライン決済のひとつであり、また、スワイプのシンプルさをあらゆるデバイスに対応させる、という当社目標の実現でもあります。この新しい機能によりデジタル決済は、Visaが物理的な決済において長年にわたって提供してきた、簡単で信頼のおける、使いやすいサービスへとさらに一歩近づくことができます。
最近行われたパイロット・テストでは、参加したVisa Checkout利用者のうち、インタラクティブボタンを利用したユーザーは、すでに86パーセント と高い水準のコンバージョン率である既存のVisa Checkoutの機能を利用した場合に比べ、商品の購買に至る可能性が2倍ほど高いことがわかりました。例を挙げると、Visa Checkoutのインタラクティブボタンを利用した参加者は、既存のVisa Checkout のlightbox機能を利用した場合に比べ、Pizza Hutでは約2倍程度、Virgin AmericaやFandangoのウェブページではそれぞれ約1.3倍ほど決済に至る可能性が高いということがわかりました。
Visaによる最近の消費者調査 では、18~34歳のミレニアル世代の回答者の3分の2(67パーセント)以上が、スマートフォンやタブレットを使用して買い物をすると答えています。また、月に数回オンラインショッピングを行うと回答した割合は、ミレニアル世代で約45パーセントと、この世代より上の年代の約40パーセントを上回りました。
Visaのサム・シュローガーは、次のように語っています。「このデザイン重視のイノベーションは加盟店による新規顧客獲得に有効で、特に、モバイルデバイスの購入がますます増えているミレニアル世代のコンバージョン率を増加できることが分かっています。」
Visaの歴史の中でも最も早い進化を遂げている消費者向け製品のひとつであるVisa Checkoutは、現在1,100万人の消費者が登録済みで、何十万という大小合わせた加盟店および600もの提携金融機関によって、世界16か国で提供されており、2016年年末までにヨーロッパ5か国およびインドでも提供が開始される予定です。Visa Checkoutの加盟店には、Best Buy(ベスト・バイ)、Fandango(ファンダンゴ)、Gap(ギャップ)、Neiman Marcus(ニーマン・マーカス) Pizza Hut(ピザハット)、Staples(ステープルズ)、楽天、Under Armour(アンダーアーマー)、Virgin America(ヴァージン・アメリカ)、Williams Sonoma(ウィリアムズ・ソノマ)、zulily(ズーリリー)といった企業が名を連ねています。Visa Checkout加盟店の一覧や加盟店、イシュア、コンシューマー向けの特典などについてはwww.visacheckout.com/をご覧ください。
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ビザ・ワールドワイドについて
ビザ・ワールドワイド(以下、Visa)は、世界規模のペイメントテクノロジーを提供する企業です。世界の200以上の国と地域において、迅速、安全かつ信頼のおける電子決済で消費者、企業、金融機関、政府機関を結ぶ役割を果たしています。毎秒65,000件を超す取引を処理できるVisaNetは世界でも最先端の情報処理ネットワークで、電子通貨の基盤であると同時に、消費者を詐欺や不正行為から守り、加盟店への確実な支払いを可能にしています。Visaの事業の特色として、カード発行、融資、会費や利息の設定を消費者に直接行わないことが挙げられます。Visaは取引先金融機関を通じて、デビットカードによる即時決済、プリペイドカードによる事前決済、クレジットカードによる事後決済といった多彩な選択肢を提供しています。詳しくはwww.corporate.visa.com(英語サイト)またはwww.visa.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。