Visaデビットカード500万枚を突破!
07/18/2017
利用者実態調査からVisaデビットを現金代わりにスーパーやコンビニエンスストアなど 日常にお買物に利用することで56%が「現金支払い」が減り、 40%がATMに行く回数が少なくなったことが明らかに
ビザ・ワールドワイド(以下Visa、代表取締役:安渕聖司、所在地:東京都千代田区)は、このたび楽天リサーチ株式会社に委託し、東京都、大阪府、愛知県に在住の20代~50代以上の方々800名を対象としてVisaデビットカードを保有し、利用している方々の実態について定量調査を実施しました。Visaデビットカードは、発行枚数が2017年4月末時点で500万枚を突破し 、今後ますます関心の高まりが期待される新たな決済手段です。本年5月に、日本銀行決済機構局が発表した決済システムレポート別冊シリーズ「最近のデビットカードの動向について」 の中でも、ブランドデビットカードの発行枚数残高が4年連続で増加していることや、決済件数や決済金額が6年連続で増加していることが報告されています。今回、Visaは、次第に増えてきているVisaデビットカードの利用動向について調査した結果、①即時決済であるため現金のように利用できる機能が評価され、②スーパー・量販店、コンビニエンスストアといった日常生活のお買物の場面でよく利用されている、さらに③Visaデビット保有後は現金での支払いやATMに行く回数が少なくなり、現金の代替手段としてVisaデビットが利用されている実態が明らかになりました。
主な調査結果は以下のとおりです。
- Visaデビットカードを申し込む際の、魅力的な機能として、61%の人が「使うたびに即時に利用金額が預金口座から引き落とされ、口座残高に反映される」を挙げている。カード申し込み後も、この機能が一番高く評価されているものの(42%)、「利用の度に確認の電子メールが届く」が申し込み前よりも7ポイント高くなり(18%)、実際に利用してVisaデビットの利便性を実感していることがうかがえる。
- 利用先で多いカテゴリーは日常生活の中で多く買い物をする「スーパー・量販店(40%)」、「ネットショッピング(40%)」「コンビニエンスストア(31%)」。クレジットカードの利用先と比較すると、少額決済の多いコンビニエンスストアがVisaデビットの利用先として挙がっているのが特徴的で、男女比を見ると、ほかの利用先に比べ男性が多い傾向にあることが分かる。
- Visaデビット利用後に減少した支払い手段は「現金支払い(56%)」が最多。「ATMに行く回数が少なくなった」と回答した割合が40%。Visaデビットが現金の代替手段として利用されていることが伺える。
① Visaデビットの魅力に感じる機能 Visaデビットカード申し込み前に魅力に感じていた機能は、「使うたびに即時に利用金額が預金口座から引き落とされ、口座残高に反映(61%)」「Visaが利用可能なお店で24時間365日利用可能(29%)」「利用可能な範囲は口座の預金残高の範囲内(28%)」であり、即時決済で残高の範囲内でしか利用できないという基本的な機能が評価されている結果となりました。申し込み後の魅力としても、「使うたびに利用金額が即時に預金口座から引き落とされる決済(42%)」が機能として高い支持を受けていますが、さらに、発行銀行の付帯サービスである「ポイントやマイル、キャッシュバックがもらえる(24%)」や「利用の度に確認の電子メールが届く(18%)」が利用前よりも魅力度の順位が上昇し、お得感やメール通知が届く安心感が魅力であると感じている利用者がいることが判明しました(表1)。
【表1:魅力に感じた機能(保有前と後)】
② Visaデビットカードの利用先 今回の調査パネルの中で、クレジットカードも合わせて保有する方のサンプル数は741と9割以上を占めていました。利用先を見るとクレジットカードとVisaデビットカードの利用が重複しているカテゴリーもありますが、旅行などの高額な出費や携帯通信費といった固定費はクレジットカードの利用が多い結果になりました(表2)。一方、Visaデビットは、対面取引ではスーパー・量販店やコンビニエンスストアなど身近な場所での利用が上位に入り、クレジットカードと使い分けがされていることが浮き彫りになりました。コンビニエンスストアでの利用は、男性が多いことが特徴的です(表3)。
【表2:Visaデビットカードとクレジットカード利用先】
③ 現金代替手段としてのVisaデビット Visaデビットを保有してから減った支払い手段として「現金支払い」が56%に上ることから(グラフ1)、現金の代わりにVisaデビットの利用が選ばれていることが裏付けられる結果になりました。またVisaデビットを保有してからATMに行く回数が少なくなったと回答した割合が40%、さらにATMの時間外手数料を払うことが少なくなったという回答者も28%に上りました(グラフ2)。性年代別に見ると男性の20代、30代、50代以上の方々の6割以上が現金での支払いが減ったと回答しており、Visaデビットが支払いの選択肢として定着しつつある様子がうかがえます。
【グラフ1:Visaデビットを保有してから減った支払い手段(複数回答)】
【グラフ2:Visaデビットカードを保有してからの変化】
今回の調査パネルに「できるだけ利用したいと思う決済方法」を尋ねたところ、「電子決済(44%)」「どちらかといえば電子決済(32%)」を合わせると76%が電子決済派という結果になりました。Visaデビットは、Visaカードが利用できるところで、キャッシュレスの意向が高い方々に選ばれている決済手段と捉えています。
日本政府としても、先月に公表された「未来投資戦略2017」 の一つとして10年後のキャッシュレス決済比率を今の2倍にあたる40%に引き上げる目標も盛られるなど、キャッシュレス化を推進していくことが掲げられており、今後、日本でも現金以外の決済手段が利用可能な場面が増えることが期待されます。
Visaデビットカードは、既に国内外4,400万の加盟店でVisaクレジットカードと同様に利用可能であり、200の国と地域にある260万台のATMにて日本の預金口座から現地通貨を引き出すことができます。日本の目指すキャッシュレス化に向けて、現金の代替手段としてVisaデビットをより多くの方にご利用いただけるよう、引き続きVisaデビットの基本的な機能の訴求ならびに利用先の理解を図ってまいりたいと考えています。
「Visa デビットカード」について:
「Visa デビットカード」は、日本全国をはじめ、ネットショッピングや海外の加盟店などVisaクレジットカードが利用できる先で、24時間365日利用でき、お買い物時に銀行の預金口座からすぐに代金が引き落とされるカード。買い物の都度、銀行の預金口座から利用金額が引き落とされるので現金のように利用できます。また、原則として預金残高以上には使えないため、持っているお金以上に使いすぎる心配がありません。インターネットバンキングで事前に登録しておけば、ネット経由でいつでもどこでも利用履歴が見られて残高が把握しやすいため、安心してお買物を楽しむことができる点も魅力です。
調査概要
調査方法: インターネットリサーチ
調査対象: 20代~50代以上の男女でVisaデビットカード利用者
調査地域: 東京都、大阪府、愛知県 調査時期: 2017年6月16日(金)~6月20日(火)
回収サンプル数: 800サンプル
割付: 性別x年代(4区分)、各100サンプル
調査委託先: 楽天リサーチ株式会社
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ビザ・ワールドワイドについて ビザ・ワールドワイド(以下、Visa)は、世界規模のペイメントテクノロジーを提供する企業です。世界の200以上の国と地域において、迅速、安全かつ信頼のおける電子決済で消費者、企業、金融機関、政府機関を結ぶ役割を果たしています。毎秒65,000件を超す取引を処理できるVisaNetは世界でも最先端の情報処理ネットワークで、電子通貨の基盤であると同時に、消費者を詐欺や不正行為から守り、加盟店への確実な支払いを可能にしています。Visaの事業の特色として、カード発行、融資、会費や利息の設定を消費者に直接行わないことが挙げられます。Visaは取引先金融機関を通じて、デビットカードによる即時決済、プリペイドカードによる事前決済、クレジットカードによる事後決済といった多彩な選択肢を提供しています。詳しくはwww.corporate.visa.com(英語サイト)またはwww.visa.co.jp (日本語サイト)をご覧ください。