Visa、全世界でのデジタル決済体験の向上に向け、Netflixとのトークン化パートナーシップを拡張
10/23/2018
19ヶ国で既に展開しているNetflixとのパートナーシップを強化し、Visaトークンサービスのエコシステムの最適化により、オーソリゼーション率向上とフリクションレス決済を実現
*本リリースは 2018年10月18日米国にて発表されたリリースの抄訳です。
ご参照:
https://usa.visa.com/about-visa/newsroom/press-releases.releaseId.15916.html
2018年10月18日、米国カリフォルニア州サンフランシスコ —Visa(NYSE:V)は本日、カード非提示取引のオーソリゼーション率の向上および加盟店や顧客によりシームレスで安全な顧客体験を提供することを最重要課題として、2017年より試験的に開始していた、NetflixによるVisaトークンサービスの使用拡大を発表しました。
VisaとNetflixは、グローバル展開するイシュアがVisaトークンのライフサイクル管理を行うことで、オーソリゼーション率を向上し、これによって得られるメリットを実現するために協働しています。Visaトークンサービスでは、カード情報を一意のデジタル識別子に置き換えて決済処理を行うため、カード保有者の重要な口座情報を提示する必要がありません。Visaトークンにより、グローバル展開するイシュアは、カードの紛失、盗難、期限切れの際、動的にクレデンシャル情報を更新することができ、加盟店や顧客にフリクションレス決済体験を提供できます。 このようなメリットを、より多くのイシュアやカード非提示取引を提供する加盟店に展開するため、Visaは、Netflixやその他のトークンサービス参加企業と協力し、これらの改良を評価し、業界全体として大きな飛躍を遂げようとしています。
Netflixの決済担当グローバルヘッドであるヴィッキー・ゴンザレス氏は次のように語っています。「Visaトークンサービスと関連する決済フレームワークの拡張に伴い、Netflixのような、リスクの低い信頼のおける加盟店がオーソリゼーション率を向上し、対面決済と同レベルの顧客体験を提供できるようになります。当社は、今後もVisaとの連携を通じ、より広範囲にわたるデジタル加盟店アクセプタンスプログラムのもと、トークンサービスによる可能性を強固にし、世界中のNetflixユーザーのための決済体験をさらに向上していきたいと考えています。」
Visaの決済プロダクト&プラットフォーム担当グローバルヘッドのT.S. アニルは、次のように述べています。「近い将来、トークン化サービスやデジタル決済分野における他の機能強化により、シームレスな決済処理やeコマースにおけるオーソリゼーション率の大幅な向上を実現するための枠組みが構築されると信じています。Netflixとのパートナーシップの拡張は、デジタルコマースをより容易かつ安全にしようとするVisaの取り組みを示しています。 」
Netflixは、2017年に最初のパイロットプログラムを開始した際、カード情報をトークン化するVisaトークンサービスの利用を決めた最初の加盟店です。Visaは、Visaトークンサービスに新たに20社のアクワイアラ決済ゲートウェイとテクノロジーパートナーを加え、トークン化サービスをグローバルに拡張することを先日、発表したばかりです。 2014年のVisaトークンサービスの提供開始以来、当社は、40もの市場にまたがるモバイルやウェアラブル端末メーカー、イシュアウォレット、オンライン加盟店、決済サービスプロバイダー、アクワイアラといった、世界中から60を超えるトークンリクエスターをトークンプラットフォームに追加してきました。先日新たに20社のアクワイアラゲートウェイやテクノロジーパートナーが加わったことにより、本サービスはより世界的な規模へと発展し、従来のeコマース取引とカード・オン・ファイル取引の双方において、Visaが目指すオンラインやモバイル決済におけるセキュリティや利便性の確立をサポートします。
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ビザ・ワールドワイドについて
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