「Fintechファストトラックプログラム」にKyashが参加
04/25/2019
Kyashは、日本国内におけるVisaプリペイドカード発行ライセンスを取得
両社は、デジタル決済体験のシームレス化加速に向け、パートナーシップを強化
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン、以下Visa)は、本日、Visaの「Fintechファストトラックプログラム」に株式会社Kyash(以下Kyash)が参加することを発表いたしました。「Fintechファストトラックプログラム」は、パートナーであるフィンテック企業が、Visaの決済ネットワークを利用した新たな決済体験のより迅速かつ簡潔な構築と提供を可能にするものです。
Kyashは、プリペイド発行とプロセシング業務を提供する日本のフィンテック業界のリーディングカンパニーで、スタートアップ企業やさまざまな業態の企業向けにVisaプリペイドカードを発行するワンストップ・プラットフォームを構築しています。「Fintechファストトラックプログラム」の一環として両社は、個人・法人カード保有者へのシームレスなデジタル決済体験ならびに、Visaプリペイドカードの発行を目指す企業に向けた柔軟で低コストかつ迅速なソリューションを提供します。
Visaの代表取締役社長 スティーブン・カーピンは次のように述べています。「プリペイドカードの発行プロセスは、スタートアップ企業やフィンテック企業のVisaの決済ネットワークへの参加が容易になるよう合理化が進んでいます。このたび、Kyashを『Fintechファストトラックプログラム』にお迎えし、革新的な顧客体験を提供する機会が多く残されている決済業界において協働できることを、大変嬉しく思っています。」
Kyashの代表取締役 CEOの鷹取 真一氏は以下のように述べています。「『Fintech ファストトラックプログラム』に参加させていただき、大変光栄です。Kyashがこのたび公開を始めるAPIを通じ、Visaのグローバルネットワークおよびテクノロジーとともに、Kyashのパートナー企業に対して迅速かつ柔軟なカード発行が可能となります。日本におけるキャッシュレスの浸透を一層加速できるものと考えています。」
「Fintechファストトラックプログラム」により、フィンテック企業は、より容易にVisaのグローバル決済ネットワークにアクセスできるようになります。本プログラムは、Visaのネットワークを開放し、新たな決済体験を開発する幅広い企業をサポートするVisaのグローバル戦略のひとつです。本プログラムは、さまざまな規模、成長段階にある企業に対し、Visaの決済機能へのアクセスや合理化された手続きなどの新しいコマーシャルフレームワークを提供します。本プログラムの詳細は、Visa Fintech Fast-Trackをご覧ください。
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Visaについて
Visaは、電子決済の世界的リーダーです。Visaのミッションは、最も革新的で信頼性が高く安全な決済ネットワークで世界を結び、個人や企業、そして経済の繁栄に貢献することです。Visaが保有する最先端のグローバルなプロセシングネットワークであるVisaNetは、毎秒65,000件を超す取引を処理することができ、世界中に安全かつ信頼のおける電子決済を提供します。Visaは常にイノベーターであり続け、あらゆるデバイスを利用した商取引の発展を促進し、誰でもどこでも利用できる夢のキャッシュレス社会を実現する原動力となっています。世界がアナログからデジタルに移行しつつある今、Visaは自社のブランド、商品、人材、ネットワーク、および企業スケールを活かして商取引の未来を形作っていきます。詳しくは、https://usa.visa.com/about-visa/our_business.html(英語サイト)またはwww.visa.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。
株式会社Kyashについて
Kyashは、「価値移動のインフラを創る」というミッションのもと、カード発行・プロセシングプラットフォームを提供しています。Kyashが発行するVisaカードは国内外のVIsa加盟店でご利用いただけます。またスマホ(非接触)決済にも対応しており、全国のコンビニ、スーパー、タクシーなど幅広い店舗で利用可能です。個人向けにはウォレットアプリ「Kyash」を、パートナー企業へはAPIを通じて即座にVisaカードを発行できる「Kyash Direct」を提供しています。