Visaのタッチ決済が、ウォレットサービスとして 日本で初めて「MUFG Wallet」に採用
10/04/2019
Visaトークンサービスにより、スピーディーかつ安心・安全な決済を実現
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン、以下Visa)は本日、 株式会社三菱UFJ銀行(東京都千代田区、取締役頭取執行役員:三毛(みけ) 兼承(かねつぐ))が提供するスマートフォンアプリ「MUFG Wallet」に、 国際標準規格のType A/Bによる非接触決済(以下、「 Visaの タッチ決済」)がウォレットサービスとして日本で初めて採用されたことを発表しました。これにより、「MUFG Wallet」に三菱UFJ-VISAデビットを登録いただくことで、Visaのタッチ決済対応加盟店で、スマートフォンをタッチするだけで決済が可能となります。
Visaの タッチ決済は、日本を含む世界約200の国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。店員にカードを渡すことなく、レジにあるリーダーに非接触対応のVisaカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、Visaのタッチ決済対応のスマートフォンをタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要1で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了します。世界では、多くの国で非接触決済が一般的になっており、2020年までには世界の全カードの約50%2が非接触対応になると考えられています。また、対面での取引件数に占めるVisaのタッチ決済の割合は、オーストラリアでは90%、カナダと英国では60%を超えています。3 Visaでは今後、日本を含むその他の国々も、同等のレベルになるものと見込んでいます。
「MUFG Wallet」には、安全な決済技術であるVisaトークンサービスが採用されています。Visaトークンサービスは、カードホルダーのカード番号をトークンと呼ばれるデジタル識別子に変換することで、実際のカード番号を使うことなく決済を実現する技術です。これにより、スマートフォンの紛失や加盟店への不正アクセス等によるカード番号の流出を防ぐことができ、より安心・安全なお買い物ができるようになります。なお、「MUFG Wallet」には、Visaのヒューマンセンタード・デザインの考え方が用いられています。
Visaでは、この度「MUFG Wallet」にVisaのタッチ決済が採用されたことは、消費者の皆さまにより利便性の高いデジタル決済を提供するとともに、日本のキャッシュレス化推進に貢献するものと考えています。Visaは、Visaのタッチ決済ならびにVisaトークンサービスの普及推進を通じて、今後もより多くの消費者の皆さまにスピーディーかつ安心・安全な決済方法を提供できるよう努めてまいります。
1:一定金額を超えるお支払いは、カードを挿し暗証番号を入力するか、サインが必要となります。
2:Juniper Research,
‘Contactless Payments: NFC handsets, Wearables, Payment Cards 2016-2020
3: April-June, 2018, VisaNet
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Visaについて
Visaは、電子決済の世界的リーダーです。Visaのミッションは、最も革新的で信頼性が高く安全な決済ネットワークで世界を結び、個人や企業、そして経済の繁栄に貢献することです。Visaが保有する最先端のグローバルなプロセシングネットワークであるVisaNetは、毎秒65,000件を超す取引を処理することができ、世界中に安全かつ信頼のおける電子決済を提供します。デバイスにかかわらず、誰でもどこでも利用できるデジタル・コマースの急速な発展を目指し、Visaは常にイノベーションの追求に邁進しています。世界がアナログからデジタルに移行しつつある今、Visaは自社のブランド、商品、人材、ネットワーク、および企業スケールを活かして商取引の未来を形作っていきます。詳しくは、https://usa.visa.com/about-visa/our_business.html(英語サイト)またはwww.visa.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。