「Fintechファストトラックプログラム」にGMOペイメントゲートウェイが参加
07/22/2020
フィンテック事業領域におけるパートナーシップを強化
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:スティーブン・カーピン、以下Visa)は、本日、Visaの「Fintechファストトラックプログラム」にGMOペイメントゲートウェイ株式会社(東証一部:証券コード 3769、代表取締役社長:相浦 一成、以下GMO-PG)が参加することを発表いたしました。
「Fintechファストトラックプログラム」は、パートナー企業の、Visaの決済ネットワークを利用した新たな決済体験のより迅速かつ簡潔な構築を可能にするものです。
GMO-PGはGMOインターネットグループにおいて、総合的な決済関連サービスおよび金融関連サービスを展開し、フィンテック事業はその注力領域と位置づけられています。GMO-PGは、グループで、独自の与信モデルによるトランザクションレンディングサービスの提供、早期入金サービスの展開や、後払いサービス等の様々な先進的な金融関連サービスを提供しています。
今回の「Fintechファストトラックプログラム」への参加により、GMO-PGは多様化する決済ニーズに迅速に対応し、フィンテック事業の更なる拡大を目指します。第一号案件として、GMO-PGの連結会社であるGMOイプシロン株式会社(以下、GMOイプシロン)が、売上連動型ビジネスカード「Cycle byGMO」[1]の提供を開始します。同商品は、GMOイプシロンの加盟店を中心とした中小ECサイトオーナーに対して提供する、決済 サービスを通じた前日までの売上金額に基づき即時残高チャージを行う独自の仕組みのビジネスカード[2]で、加盟店のキャッシュマネジメントサイクル最適化をサポートするものです。
Visaの代表取締役社長 スティーブン・カーピンは次のように述べています。「GMO-PGは、Visaにとって次世代決済プラットフォーム構築を含む様々な分野における重要なパートナーです。このたび、ビジネスカード発行事業開始およびグループ内の幅広いフィンテック事業への展開を加速するために、『Fintechファストトラックプログラム』にお迎えし、新たな協働ができることを大変嬉しく思っています。」
GMO-PGの代表取締役社長相浦一成氏は以下のように述べています。「『Fintech ファストトラックプログラム』に参加させていただき、大変光栄です。5つの注力領域であるフィンテック、Eコマース、キャッシュレス、IoT、グローバルを、それぞれ有機的に連携させる革新的なサービスを提供するためのパートナーとして今後の協業を期待しております。」
「Fintechファストトラックプログラム」により、フィンテック企業は、より容易にVisaのグローバル決済ネットワークにアクセスできるようになります。本プログラムは、Visaのネットワークを開放し、新たな決済体験を開発する 幅広い企業をサポートするVisaのグローバル戦略のひとつです。本プログラムは、さまざまな規模、成長段階にある企業に対し、Visaの決済機能へのアクセスや合理化された手続きなどの新しいコマーシャルフレームワークを提供します。本プログラムの詳細は、Visa Fintech Fast-Trackをご覧ください。
[1]: 「Cycle byGMO」は、株式会社クレディセゾンが提供するVisaプリペイドカードのプロセシングシステムを活用したサービスです。
[2]: チャージ可能額は、日次売上の半分を上限としています。
Visaについて
Visaは、電子決済の世界的リーダーです。Visaのミッションは、最も革新的で信頼性が高く安全な決済ネットワークで世界を結び、個人や企業、そして経済の繁栄に貢献することです。Visaが保有する最先端のグローバルなプロセシングネットワークであるVisaNetは、毎秒65,000件を超す取引を処理することができ、世界中に安全かつ信頼のおける電子決済を提供します。デバイスにかかわらず、誰でもどこでも利用できるデジタル・コマースの急速な発展を目指し、Visaは常にイノベーションの追求に邁進しています。世界がアナログからデジタルに移行しつつある今、Visaは自社のブランド、商品、人材、ネットワーク、および企業スケールを活かして商取引の未来を形作っていきます。
詳しくは、https://usa.visa.com/about-visa/our_business.html(英語サイト)またはwww.visa.co.jp(日本語サイト)をご覧ください。