北海道中央バスの空港連絡バス等でクレジットカードやデビットカード等の
タッチ決済による乗車サービスを開始します

03/21/2024

 

北海道中央バス株式会社(本社:北海道小樽市、代表取締役社長:二階堂 恭仁)、三井住友カード株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:大西 幸彦)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:シータン・キトニー)、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:二重 孝好)、レシップ株式会社(本社:岐阜県本巣市、代表取締役社長:杉本 眞)、QUADRAC株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高田 昌幸)は、2024年3月29日、北海道中央バスで運行する高速バスの対象路線で三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera(ステラ) transit(トランジット)」を活用したタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等による乗車サービスを開始することについて、以下の通りお知らせします。
 



クレジットカードやデビットカード等のタッチ決済による乗車ではICカードへのチャージが不要となり、お客様がお持ちのタッチ決済対応のカードや同カードが設定されたスマートフォン等を新たに運賃箱に設置する専用の端末にタッチすることでスムーズにご乗車いただけます。今回の取り組みにより、現在ご利用いただいているお客様に加えて、交通系ICカードをお持ちでない訪日外国人利用者を中心に幅広くお客様の利便性向上を図るとともに、北海道の観光需要の拡大に対応して観光振興としての役割を担ってまいります。詳細は次ページ以降のとおりです。
 

タッチ決済による乗車サービスについて 

■ 乗車方法

お手持ちのタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等を、乗車時と降車時に専用の端末にタッチすることで、そのままご乗車いただけます。


■ 開始時期・対象路線

(1)開始時期:2024年3月29日(金)
(2)対象路線

対象路線

備考

新千歳空港連絡バス

新千歳~札幌(札幌都心、北24条・麻生、大谷地、宮の沢、サッポロビール園)

高速あさひかわ号

札幌~旭川
※ 共同運行会社である道北バスの運行便も利用可能です
    ジェイ・アール北海道バスの運行便ではご利用できません(導入検討中)

 

■ ご利用いただける決済ブランド

Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯
※Mastercard®については、今後追加予定


■ 各社役割

北海道中央バス

バスの運行、旅客案内、システム運用

三井住友カード

キャッシュレス決済の導入支援、“stera transit”プラットフォームの提供
Visa、銀聯のタッチ決済に関する導入支援・認知プロモーション

ビザ・ワールドワイド

Visaのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション

ジェーシービー

キャッシュレス決済の導入支援、JCBおよびAmerican Express、Diners Club、Discoverのタッチ決済に関するソリューションの提供、認知プロモーション

レシップ

キャッシュレス決済システム、機器の開発・提供

QUADRAC

交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム“Q-move”の提供

 

【参考1】タッチ決済について

タッチ決済は、国内外で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。対応の端末にタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、同カードが設定されたスマートフォン等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要(※)で、スピーディーかつ安全・安心にお支払いが完了します。

コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設等の店舗だけでなく、公共交通機関への導入も進むなど、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。

※一定金額を超えるお支払いは、カードを挿入し暗証番号を入力するか、サインによる本人確認が必要となります。

 

【参考2】stera transitについて

「stera transit」は、三井住友カードが提供する公共交通機関向けのタッチ決済ソリューションです。キャッシュレス決済の導入に関する課題を解決するため、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォーム「stera」と、国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用しています。

現金や事前チャージの必要がないという消費者の「利便性向上」に加え、「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済の促進」など、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されています。また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用できます。今後も、全国各地で導入を予定しております。

 

【参考3】タッチ決済履歴確認方法

QUADRACのQ-moveサイトにアクセスし、「マイページ」の会員登録手続きが完了しますと確認可能です。

 <Q-moveサイト>https://q-move.info/

 <Q-moveサイトのご利用イメージ>